【お題】桜は幹にも花が咲く
桜はふつくしい、そして儚い( =д=)y─←コーラシガレット
つぶやこうと思ってやめた話
「のらぬこです。30代です。さくらのはな が ねもと ちかく に さいてました。どうしてですか?」
いや、年齢もさることながら、いい加減、この手のおふざけをするアカウントでもないかなと思いまして。
最近、靖国通りを散歩する機会があり、沢山の大きな桜の木を見て風情を感じていました。花よりは団子なので、ファミチキを食べたりドクペを飲んだりもしてたと思います。
上ばかり見て歩いていると危ないので、道の先に視線を戻す訳ですが、同じ位の高さの幹からも花が生えていました。視線を下に向ければかなり根本に近い場所からも花が生えていました。
全然気にしたことがありませんでしたが、気が付いてしまうと理由が気になります。
植物学的には幹生花?
『幹生花(かんせいか)』と言って幹からも花が咲いて実ができる種類があるそうです。
本来はこの特徴を持たない植物でも生育環境によって幹生することがあり、例として小品盆栽仕立てにした桜などがある。
その後の『主な幹生花の植物』にもソメイヨシノは書かれていないし、『幹生花』と言い切ってしまっているブログもあれば、厳密には違うと書かれているブログもあり悶々としています。
老木や樹勢の衰えなど条件があるので、厳密には違うのでしょうか。うーん、気になる。
呼び方は胴咲き桜
『胴咲き桜』とか『胴吹き桜』とか呼ぶそうです。『胴吹き枝』とか『寸胴鍋』とか言いますもんね。
『桜』を表す単語や『桜』を使った単語は風流なものが多くて良いです。物語もキャラクターグッズもとりあえず桜を使っておけば格好が付ゲフンゲフン。
たくましく孤高にして他と違う奴っぽい
枝に咲いている普通の桜とは一線を画する存在ですよ。咲く条件からして厳しい環境に置かれている上、生えてきたら少数精鋭状態ですから。
自分がそうとは思いませんが変人と言われることも多いので、他と違うというところに妙に惹かれてしまいます。
花は何でこんな変な場所に咲いちゃったのかななんて思うことはなく、ただそこに在って成すべきことをしてるだけなんですよね。
立派ですねぇ、桜の木は。